ナノサイエンス専攻では、物性物理学、物性科学、デバイス物性をベースにする
「ナノ物性コース」と生物学・バイオ系との連携に立った
「ナノバイオロジーコース」による融合したナノ科学技術に関する研究教育を可能とする。さらに情報科学教育と連携させることによって、遺伝情報をも包括した新しいナノテクノロジーを柔軟かつ力強く推進できる高度技術者あるいは開発研究者を育成する。
- ○ナノ物性コース (ナノ物性コースのホームページ)
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20世紀後半から環境バイオ,ナノテク分野などが急速に発展し,確固とした基礎知識をもち,かつ関連分野に進出できる人材の育成が求められている。
特にナノテク分野においては,原子,分子レベルの物質構造制御に加え,ナノ領域の電子やスピンのおりなす量子効果,ナノ構造を利用した物性のエネルギー応用に関する研究開発が産業界でも求められている。
さらに単一の分子を用いた分子デバイスの開発も加速されている。
またバイオ分野においても,DNA等の生体関連分子の機能を単一分子あるいは電子レベルで解明する研究が開始されており,高度な物理的・物理化学的手法が不可欠になっている。
このように物性物理学,物性化学,デバイス物性など従来の学問を基礎としつつも,その枠組みを超える分野が急速に発展・拡大しつつある。
本コースでは,これらの発展を担える専門学力,広い視野・柔軟な価値観,さらに国際的活動力を持った力強い人材を育成する。
外国人研究者などによるコース共通の国際・融合領域特別講義,海外大学での研究経験を国際研究実習として単位化するなどによって国際性を育むことができる。
- ○ナノバイオロジーコース
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分子生命科学の本質はその遺伝子情報にあるが,この設計図から例えばヒトの個体から形作られ,その機能の恒常性が維持されている。
このためには精密な遺伝情報の発現制御と,個体を取り巻く環境の変化情報を察知し生物システムを変化させて行く機構が必須である。
これらの機能について,細胞を構成するタンパク質や核酸等の生体構成高分子レベル,細胞レベル,多細胞集合体である動物や植物レベルの各次元での
生物機能の発現制御について総合的に学ぶコースである。またナノ物性コースと密接に連携して,新しいナノ計測法等修得を容易にしている。